難産で産まれてきたSIONは、息子の一人娘です。
息子は、SIONを甥と姪に見てもらいたいと5日の子供の日にわが家にやって来ました。
娘のHANULは、POMとKAULの予定を考えて春休みにして欲しかったようですが、一番大変な時に移動してきました。POMは中2となり、部活と勉強に追われる中無理やり時間を作ってやって来ました。
5日の午前の部活を休んで、電車を乗り継いでやって来たのですが、SIONに会う目的が無ければ来る気はさらさらなかったようです。
“今でしょ!”の流行語そのままに、赤ちゃんのSIONに会えるのは、まさに今なのです。
POMとKAULに遅れる事云時間、HANULとPOMは強行日程で疲れているようで昼食後に寝てしまいました。
12時45分にメールが届きました。
“出発前最後の授乳が終わりました。SIONはお休みしてます。この間に、僕らが準備をして出発します。バス→電車→ベビーカー移動ですので、いつもより少し時間がかかるかも。”
( ´,_ゝ`)ハイハイ 大変ねぇ。
とにかく、SIONの機嫌の良い時間帯に来て、機嫌が悪くなる前に帰ります。と言うメールが前もって届いていましたので、HANULが「あいつ、何時までいられるのかな?」読めない行動に少々呆れています。都内某所から千葉まで、2時間くらいかかります。
ジジもPOMもKAULもみんな首を長~くして待ちました。
SIONにとって、初めての長道中になるのでしょう、たぶん。ゴールデンウィークの真っ只中の移動が心配でしたが、予想時間通りに到着しました。
玄関にベビーカーで入って来ました。「SIONちゃん」と呼びかけるとにこにこの笑顔でした。
最初の千葉訪問は、上機嫌の様子で一同一安心です。
母親のYUNAが、「笑って名前を呼ぶと笑って返すんです。」と言う事で、コール&レスポンスは上出来のようです。
もうすぐ5か月ですが、身長体重がやっと標準になったと息子からの報告でした。
抱っこさせて貰おうとすると、「落とさないでね!」と息子。
(おい、こらっ!誰に物言うとるんじゃ(゚Д゚)ハァ? お前の何倍も赤ちゃんたちを抱っこしているこの私に!)
(金庫に入れて鍵かけて大切に娘を育てているのか?)
心の怒りを抑えて、何気なく姪の娘を抱っこしている壁の写真を指して「Uちゃんよ」と言うとHANULが「そうなんだ!何歳になったの?」
「一年生」と応えました。
抱っこされてるUちゃんは、ご機嫌で私のほほをペタペタ叩いている写真ですが、赤ちゃんはコントロールがまだできませんので、叩いているのではなくて、自分にとって敵か味方か感触を見ているのです。
初めてですよ、落とさないでね!って赤ちゃんを渡されたのはね。
ほんとにもう。息子の育児は、大丈夫なんでしょうか?
私だって、めったやたらに誰の赤ちゃんでも抱っこするなんて事はしませんよ。赤ちゃんの親と私との間に信用が有る無しでする事ですからね。抱っこすると言う事は。
なんて息子でしょう┐(´д`)┌ヤレヤレ
HANULが、あいつ私が抱っこしても直ぐに取り上げちゃうのよ。でも、可愛かったね(*^-^)
と、KAUL以来の赤ちゃんの感触を喜んでいました。私とHANULのやり取りを聞いていたPOMとKAULは、「落としちゃうんじゃないかと怖くて抱っこできなかった。」そうですが、息子はこの二人にこそ抱っこして欲しかったようです。
勿論抱っこさせられていましたが、しっかり息子がサポートしていましたね。まあ当然でしょうね。
最後に夫が抱っこした時「泣かれなくてよかったね。向こうのお父さんに抱っこされて泣いちゃったんだ。」と、息子が言いました。
即、私とHANULで「男の人は体が硬いから、赤ちゃんは女の人に抱っこされる方が好きなのよ。うちのお父さんは、赤ちゃんになれているからね。」当たり前のことを言っているのですけど、YUNAにはどう聞こえていたでしょうね。
必死のフォローじゃない事は、伝わったと思いますけど。
息子は、何気なくYUNAのご両親に失礼な事を言ってないか、気になりました。
たぶん、どっかでボロを出しているでしょうね。
数時間の逢瀬でしたけど、順調に成長している様子でした。
帰りは、SIONなりに我慢をしつつの帰宅だったようで、駅からタクシーに乗り、降りて家に入った途端に泣き出したようです。
親孝行のよいこですね、SIONは。
次は、いつ会えるのかな?
息子はSIONの成長と共に、父親として成長してゆくでしょう。(希望的推測です。)
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