繋がっているという幸福感
厳密にいうと、私の友達ではなく娘の幼馴染ですが、ずっとつながっています。
私との繋がりは、成人式の日からでした。
その当時。Yさんは、朝5時から美容院で振袖の着付けをして式場へ!
娘には私が着付けをしてやりましたが、式が済んだころに電話が入りました。「お母さん、Yがね、美容室で着付けをしてもらったんだけど帯がきつくて苦しいんだって、だから着付けをし直してあげて!」というものでした。
Yさんは、タクシーに乗って一人でやってきました。新作の帯結びでしたが、細紐使いの多さにちょっと驚きました。胸紐もきつく結ばれていました。
「大変だったわね!同じ結び方はできないけどいい?」断ってから、ある程度椅子に座っても潰れないような古典的な帯結びにしました。
「二種類の帯結びが着れるなんて嬉しい。」と喜んでくれました。
その夜「お父さんと新橋の写真屋さんで記念撮影をして食事をしてきました。」わざわざ二人でお礼によってくれました。
私とは、それ以来の付き合いです。
ある時、夫が辛子明太子が好きだというと、父親の出身地の名物という事で毎年お中元とお歳暮に届けてくれるようになりました。
そして、私はお取り寄せをしている緑茶とちょっとしたお茶請けを差し上げることが恒例になっています。
コロナのこともあって、玄関先で帰ることが多かったのですが、今夏は部屋に上がっていろんな話題に花を咲かせていきました。
丁度、月下美人が咲き終えたところでしたので、「月下美人て食べたことある?」と聞くと「食べられるとは聞いたことはあるんですけど、無いです。」というので早速レンチンしておかかとポン酢であえて出してみました。
(私は好きですよ!月下美人。お花を愛でることも食すことも。)
食べている時に「写真撮っていい?」というと「ちょっと待ってください。マスクします。シミの手術をしたところなので。」
「きれいよ。撮ってみるね。」そう言って「どうお?」と見せると「まあまあですね。」
という事で、娘にLINEで送ってみました。
以外にも速攻で返事がきました。
「Yじゃん!」「月下美人食べさせられてる!」と返信と同時に電話がきました。
何年も会ってないので、話が見えない?らしく。「今(仕事は)何してんの?」とYさんが娘に聞いていました。
月下美人を娘は食べたことがなく、どんな味?と根掘り葉掘り・・・この日この時じゃなきゃチャンスがないのですから仕方がないですね。
この日は、フクアリにサッカー観戦に出かける日でした。
あまりゆっくりもさせてあげられなかったことを、友人に話すと「そんな若い人と珍しいわね!」というので「でも、娘の友達よ。」というと「それでも・・・」と戸惑いを見せていました。
因みに私には、もう二人、娘と同じくらいの年の友人がいます。個人的に親しくさせていただいていますが、珍しいでしょうか?
友人の反応で思い出したことがありました。
未だLINEのない時に、Yさんが友達数人と娘の話をしていて「Mには会ってないけど、Mのお母さんとはこの間メールしたよ。」と言ったら異口同音に「え~!!!」と言われたそうです。
Yさんは、友達のようであり娘のようであり、、、大事な人です。
ずっと繋がっていて幸せです。
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